
【麻酔が必要な際の出来る限り痛みの少ない治療をめざして】
お子様時代に、痛い治療、押さえつけられての治療を受け、「歯医者はすごく痛いもの」という先入観を持ち、歯医者嫌いのまま、大人になられた方がいらっしゃると思います。表面麻酔や、電動式麻酔などを用い、可能な限り痛みの少ない治療に努めております。
著しく不安の強い方にも十分な対処が可能になりました。
(ただし炎症が急性症状の場合、お痛みを取りにくいときもあります)
痛みの少ない治療の手順 | |
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当院が行っている麻酔の手順(注射の手順) | |
1. 表面麻酔 |
![]() 右の写真の白地に黄色いラインのボトルはバナナ味です。 お子様にも安心ですね。 |
2. 極力細い針の使用 |
痛みを抑えるためには細い針のほうがよいです。 現在最も細いと言われる33ゲージを使っています。 |
3. 麻酔薬カートリッジウォーマー |
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4. 電動麻酔器 |
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5. テクニック |
麻酔の針を入れる際に、針を動かさずに歯肉を振動させて、薬液を入れることにより、さらに痛みを軽減します。 |
「成人でも、97.7%の確率で歯を守ることができる」 |
右のグラフは、歯科先進国スウェーデンで“成人に対する30年にわたる長期予防臨床研究”で実証された事実です。 当時30〜50代だった 患者さんが、正しい自己管理によるブラッシング(セルフケア)と個々のリスクに応じた定期健診・歯石取り・PMTC(プロフェッショナルケア) を続け、30年後の60〜80代になったときの残存歯数を比較しています。 最も高齢のグループであっても30年間に失った歯はわずか1.8本、トータルで見ると1本にも満たないのです。 |
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